

問題を抱え続けるのではなく、「預け直す」ということ #1
不安や焦りの中にいるとき、 私たちはつい「なぜこうなったのか」を探そうとします。 原因がわかれば安心できる。 理由がわかれば前に進める。 たとえば、 水漏れならどこから漏れているのかを確認して修理します。 体調の不安なら、必要なケアをしますよね。 そうした「実際に手を打つ」場面では、原因を知ることは確かに大切です。 けれど、原因探しがいつの間にか、問題そのものを握りしめ続けてしまうことがあります。 心の中で何度も同じ場面を再生し、 「どうしてあんなことが…」 「やっぱり私が悪かったのかもしれない」 「これからどうなるのだろう」 と、不安や恐れ、自責他責を繰り返す。 原因がわかっても、心は静かにならない。 理由がわかっても、どこかでまだ胸がざわついている。 そんなとき、A Course in Miracles(以下ACIM)が示してくれているのは、 「問題の原因をさらに掘り下げるのではなく、 その問題を見ている心そのものを、愛の視点に預け直す」 ということ。 * ですが、 私自身、ACIMから離れてしまった経験があります