

苦しみの終わる場所 #2
心理学や家族システム理論から、関係性の苦しみを見つめていくと、 そこには「個人の問題」だけではなく、 家系全体に流れる関係性のパターンが見えてきます。 なぜ親の顔色を見てしまうのか。 なぜ怒りが怖いのか。 なぜ「愛されるために頑張る」がやめられないのか。 愛着形成、トラウマ反応、共依存、役割固定、世代間連鎖... それらは確かに存在しています。 そして、自分や誰かの反応の理由を理解できることは、とても大切なことだと思います。 けれど、ある地点までいくと別の問いに辿り着くのです。 「なぜ私は、この家族に生まれたのだろう?」 「原因はわかった。けれど、苦しみは終わらない」 ここから先は、 心理学だけでは届かないのです。 * TimeWaverでは、 人を「心理」だけではなく、もっと多層的な存在として見ていきます。 その背景にあるのがTimeWaver創始者のMarcus Schmiekeが提唱した 「12の生命の場(12Fields of Life)」という考え方です。 これは、人や生命を ・物質 ・エネルギー ・感情 ・思考


問題を抱え続けるのではなく、「預け直す」ということ #1
不安や焦りの中にいるとき、 私たちはつい「なぜこうなったのか」を探そうとします。 原因がわかれば安心できる。 理由がわかれば前に進める。 たとえば、 水漏れならどこから漏れているのかを確認して修理します。 体調の不安なら、必要なケアをしますよね。 そうした「実際に手を打つ」場面では、原因を知ることは確かに大切です。 けれど、原因探しがいつの間にか、問題そのものを握りしめ続けてしまうことがあります。 心の中で何度も同じ場面を再生し、 「どうしてあんなことが…」 「やっぱり私が悪かったのかもしれない」 「これからどうなるのだろう」 と、不安や恐れ、自責他責を繰り返す。 原因がわかっても、心は静かにならない。 理由がわかっても、どこかでまだ胸がざわついている。 そんなとき、A Course in Miracles(以下ACIM)が示してくれているのは、 「問題の原因をさらに掘り下げるのではなく、 その問題を見ている心そのものを、愛の視点に預け直す」 ということ。 * ですが、 私自身、ACIMから離れてしまった経験があります